柔道・阿部一二三「やるしかない。覚悟は決まっている」 好調キープしたままパリ五輪へ
柔道のパーク24に所属するパリ五輪男子日本代表の3選手が29日、東京都目黒区の道場で報道陣の取材に応じ、66キロ級で2大会連続金メダルを狙う阿部一二三(ひふみ)は「順調にきている。やるしかないという覚悟は決まっている」と気合をみなぎらせた。 【写真】「きょうだい同日優勝を」壮行会で撮影に応じる阿部一二三と詩 五輪に向けて、すでに減量を始めていて、引き締まった顔つき。3月末のグランドスラム(GS)アンタルヤ大会からは体重は大きく変動することなく「いいコンディションをキープしている」と手応えを口にした。 同じく連覇を目指す100キロ級のウルフ・アロンは「いつも通り、淡々とトレーニングをこなす毎日」と落ち着いた様子。日本男子柔道史上最年長の32歳で初五輪に挑む73キロ級の橋本壮市は「柔道人生の集大成になる。悔いのないように戦いたい」と並々ならぬ決意を語った。