10月後半は短い周期で天気変化 日曜から冷たい空気流入 寒暖差大 東海2週間天気
この先2週間の天気と気温です。20日(日)から週明けにかけては冷たい空気が入ってきて、一時的ですが秋がぐっと深まるでしょう。ただ、昼間はまだまだ気温が上がり、10月下旬にかけても夏日(最高気温25℃以上)が続出しそうです。 東海地方の2週間天気
連休明け 静岡県では晴れているが その他は曇りや雨
3連休中は、よく晴れて汗ばむ陽気となりましたが、連休明けの今日15日は雲が多く、雨の降っている所もあります。 晴れの天気をもたらしていた高気圧は、中心が日本の東へ移動し、湿った空気が入りやすくなっています。今日15日夜にかけても雲が広がりやすく雨の降る所がありますが、にわか雨程度で大雨の心配はない見込みです。晴れている静岡県でも、今日15日夜には曇り空へ変わりそうです。
この先 短い周期で天気変化
明日16日は、高気圧は更に東へ移動し、替わって、西から前線が近づき本州付近を通過するでしょう。雨が降りやすいですが、大雨の心配はなさそうです。 その先も、たびたび低気圧や前線が通過し、短い周期で天気が変わる見込みです。 20日(日)以降は、平年並みの冷たい空気が入ってくるため、気温がぐっと下がりそうです。最高気温は25℃に届かず、最低気温は平野部でも15℃を下回る所があるでしょう。一時的ですが、本格的な秋服の出番になりそうです。衣替えがまだな方は、早めに準備をしておきましょう。
2週間天気後半:23日(水)~28日(月)
23日(水)以降も、数日の周期で天気は変わるでしょう。ただ、湿った空気の影響を受けやすい、尾鷲市など三重県南部や太平洋側の地域では、曇りや雨の日が続く見込みです。 この期間も、最低気温、最高気温ともに、平年より高い状態が続くでしょう。最高気温は25℃以上の夏日となる日が多く、昼間は半袖が活躍しそうです。最低気温は名古屋で17度前後と、極端に冷える日はないでしょう。朝晩はカーディガンなど薄手のアウターで過ごせそうです。
年間夏日日数 記録を更新中
東海は、日最高気温30度以上の真夏日になる日はなくなってきましたが、25度以上の夏日が続いています。今年の夏日は、名古屋では昨日14日までで155日と、年間夏日日数の最多記録となっています。 また、岐阜は154日、静岡は147日で、共に年間夏日日数の最多記録となり、津は138日で年間夏日日数最多記録:2004年の139日に、あと一歩の所まで迫っています。この先、更に記録を更新しそうです。
日本気象協会 中部支社 竹下 のぞみ