若い世代の発信力で特殊詐欺被害防止!岡山市で日頃からボランティア活動を行う中高生が広報活動【岡山】
岡山放送
急増しているSNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺の被害防止につなげようと警察と中高生ボランティアが8月20日、啓発活動を行いました。 被害防止を呼びかけるチラシやグッズを配ったのは、岡山中央警察署の警察官と日頃からボランティア活動を行う山陽学園の中高生です。警察によりますと、2024年に入って、オレオレ詐欺などの特殊詐欺の認知件数は、岡山県内で84件。被害総額は1億7240万円(7月末時点)で、23年の同じ時期と比べると減少しています。 一方で、SNSを使った投資詐欺は急増して58件、ロマンス詐欺とともに増加しているため警察は強く注意を呼び掛けています。 (山陽学園高校2年 鷺森花音さん) 「おじいさん、おばあさんだけでなく私たちの世代も(詐欺に)引っかかってしまうことはあるので気を付けてほしい」 (岡山中央警察署 浅野充地域安全官) 「中高生の皆さんが積極的に取り組んでくれることで、親世代、祖父母世代にも訴えが広く届くのではと、このような企画を展開している」 警察は、今後も学生や地域ボランティアと連携し、詐欺被害撲滅に向けた対策を続けていくことにしています。
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