iPhoneが圏外のときiOS 17.6で使える「衛星経由の緊急SOS」の使い方を解説、現在地も共有できる!
画面左下の「緊急テキスト」をタップすると(上写真)、選択肢が表示されて、衛星経由で緊急SOSを発信できます(下写真)。 この方法は、家族全員で共有したほうがいいと思います。私も家族には「今日絶対にiPhoneをアップデートしてね」と言ってありますし、万一、何が起こったとき、このような方法で緊急通報できることを知っているかどうかは重要ですよね。
衛星経由通信のもうひとつの機能紹介(設定必須)
iPhoneの衛星通信ですが、実は緊急SOSを発信する以外の使い道があるんです。それは、圏外の状態でも自分の現在地を発信できること。これには「探す」アプリを使いますが、事前に少し設定が必要になるので、その方法も紹介しておきましょう。 まず「探す」アプリを起動したら、画面右下にある「自分」をタップ。次に、自分の情報が表示されるので、画面下の情報部分を上にスワイプしましょう。すると、真ん中に「衛星経由の位置情報」が表示されます。写真では「使用不可」になっていますが、これは、SIMカードを挿していないためです。 実際に、iPhoneにSIMカードが挿入されている状態で圏外になったときには使用可能になるんですね。緊急事態になったら110番や119番に電話するのも大切なんですが、万一遭難したときはバッテリーがあるうちに、とりあえず自分の現在地を家族などと共有しておくのも大事なことです。 ■衛星経由で自分の現在地を送信する手順
まず「探す」アプリを起動したら(上写真)、画面右下にある「自分」をタップします(下写真)。
次に、画面下に自分の情報が表示されるので、上にスワイプしましょう(上写真)。すると、真ん中に「衛星経由の位置情報」が表示されます(下写真)。 iPhoneの衛星通信で現在地を共有するには、事前に設定を行っておく必要があります。その方法は、「探す」アプリの自分のタブを表示して、「このiPhoneを自分の位置情報に使用」ボタンを押しておくこと。ネットに接続できるオンライン状態で、必ずこのボタンを押すようにしてください。 実際に押してみると、デバイスのところに「このiPhone」もしくは「Apple Watch」を使うと表示されます。この状態になっていれば、「探す」アプリで自分の位置情報が衛星経由で共有できますので、ぜひ覚えておいてください。 ■「探す」アプリの設定を行う手順