iPhoneが圏外のときiOS 17.6で使える「衛星経由の緊急SOS」の使い方を解説、現在地も共有できる!
衛星は画面上の衛星マークのところに向ければOKです(上写真)。衛星をキャッチすると緑色に変わって「通信中」と表示されます(下写真)
衛星は常に動いているので、データ通信が途切れたときは、衛星を探し直します(上写真)。また、屋根の下などに移動すると「送受信できません」と表示されてしまいます(下写真)。
衛星経由通信で実際に緊急SOSを使う方法
それでは、衛星通信のデモが終わったところで、実際に圏外の状態から衛星通信を行う方法を紹介しましょう。 まず、iPhoneの電源を落とします。iPhone 15は「サイドボタン」と「音量上」ボタンを同時に長押しすると電源を落とせますが、このとき画面に「SOS 緊急電話」が表示されるので、これを使っても衛星通信が利用できます。 ■「SOS 緊急電話」から衛星通信を行う手順
iPhone 15の場合は「サイドボタン」と「音量上」ボタンを同時に長押しして電源を落とせます(上写真)。このとき画面に表示される「SOS 緊急電話」を使ってもOKです(下写真)。 次の方法は110(警察)や118(海上保安庁)、119(消防・救急)に電話する方法です。 もちろん、圏外なので110番や119番などには電話がつながりませんが、このとき画面には「接続していません。衛星経由で緊急テキストの送信を試してください」と表示されます。この場合は画面左下の「緊急テキスト」が表示されていますので、ここを押して実際に衛星通信を行うことができます。 あとは、デモで表示されたときの選択肢を選ぶことで、衛星通信経由で緊急SOSを発信して助けを求めることが可能になるのです。 ■110番や119番などから衛星通信を行う手順
110番や119番などから衛星通信を行う手順110番や118番、119番に電話しても圏外なので、電話することはできません(上写真)。しかし、このとき画面には「接続していません。衛星経由で緊急テキストの送信を試してください」と表示されます(下写真)。