2時間毎にひっくり返し…「日本3大珍味」カラスミ作り最盛期 ボラ不漁と雨の影響で出荷量は減少 三重・尾鷲市
中京テレビNEWS
三重県尾鷲市で、贈答用に人気の高級珍味「カラスミ」作りが最盛期を迎えています。 「日本3大珍味」としても知られる秋の味覚「カラスミ」。 尾鷲市の「はし佐商店」では、一晩塩水に付けたボラの卵を風通しの良い店の屋上で天日干しする作業が行われています。 「カラスミ」作りの天日干しは、早朝から夕方まで、2時間毎にひっくり返す必要があり、鮮やかな黄色がおよそ2週間かけてべっこう色に変わるとでき上がりです。 今年はボラの不漁と雨が多かった影響で、作業が1か月ほど遅れ、出荷の数が少なくなるということです。 価格は5千円から3万円ほどで、お歳暮や正月向けの品として全国に出荷されるということです。