好調パトリック選手が大活躍!一進一退繰り返す名古屋グランパスの戦い
8月7日再開したJ1リーグ。 名古屋グランパスは、J1第25節アウェイ、第26節ホームの試合を戦いました。 8月12日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、現地観戦した城所あゆねがグランパスの試合を振り返りました。
中断明けは逆転負けからスタート
8月7日、アウェイのサンガスタジアム by KYOCERAで開催されたJ1リーグ第25節・京都サンガF.C.戦。残念ながらグランパスは2-3の逆転負けを喫し、再開後の試合を黒星スタートしました。 城所「まさかの逆転負け。でもね、前半2-0で勝ってたの。前半からグランパスペースで、相手のミスをも逃さずGKをかわして(前半5分)FWパトリック選手が決めてくれたの」 幸先のいいスタートだと思った通り、前半19分にもパトリック選手が追加点。この時点で2-、しかも2点目はパスで相手の守備を崩してゴール、グランパスがまさにやりたかった形での得点でした。 これで、城所を含めてアウェイに駆け付けたグランパスサポーターたちのテンションは急上昇。「ちょっと、後半も追加点を重ねて5点くらいはいっちゃうんじゃない?」と城所。
レッドカードから守備崩壊、そして逆転される悪夢
しかし、サッカーでは「2-0のスコアは危険」だと言われる通り、後半はグランパスにとって散々な展開となります。 後半2分、MF内田宅哉選手がレッドカードで退場すると流れは一気に変わりました。グランパスは1人少ない10人で戦うことになります。 長谷川健太監督は、何とか守備を固めようと後半7分にパトリック選手に代わりDF野上結貴選手を入れてテコ入れを図りますが、後半14分に京都のラファエル・エリアス選手に1点返される嫌な流れに。 その後もDFハ・チャンレ選手投入などで何とかリードを守ろうとしましたが、20分間で計3得点入れられ、逆転されたのでした。 流れが一気に京都に傾き、チームが崩壊していく様はショックだったようで…。 城所「1人少ない状況で守り切るのが難しいってわかっているけど、こうもうまくいかないかと思った。いつも試合を見返すんだけど、今回はメンタル的に無理だった」 パトリック選手にとっては古巣である京都に対して恩返し弾だった上に、J1通算100ゴール目のめでたい節目でした。 後半中盤に投入されたFWキャスパー・ユンカー選手にもボールがつながらず、同点に追いつけないまま終了しました。