スーパーGT岡山テスト、最後のセッションはウエット。KONDO RACING移籍の松田次生がちょい濡れ路面で最速タイム
3月17日、岡山国際サーキットでスーパーGT公式テストの2日目が行なわれた。午後のセッション4はウエットコンディションとなり、24号車リアライズコーポレーション ADVAN Zがトップタイムをマークした。 【リザルト】スーパーGT岡山公式テスト:セッション4タイム結果 2日間の日程で行なわれた今回の岡山テストは、初日こそ快晴で路面温度も30℃前後まで上昇するコンディションとなったものの、2日目は午前セッションの途中から雨が降り始め、午後セッションまでのインターバルにはさらに雨脚が強まったため、セッション4はフルウエットコンディションでのスタートとなった。 2時間のセッション4はスタート練習の後、14時からスタート。各車大きな水飛沫をあげながらの走行となっていたが、雨は止んだため路面は徐々に良くなっていき、走れば走るほどタイムが上がっていくような状況だった。 セッション序盤の14時35分には38号車KeePer CERUMO GR Supraがストップして赤旗掲示。エンジントラブルのようだった。なお、このセッションの赤旗はこれが唯一だった。 セッション終盤は多くのマシンがベストタイムを更新したが、その中で最速だったのが24号車リアライズ。今季NISMOから移籍し、タイヤもミシュランからヨコハマに変わった松田次生が、1分25秒063をマークした。2番手には17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT、3番手には12号車MARELLI IMPUL Zが続いた。 GT300クラスはミシュランタイヤを履く7号車Studie BMW M4が、ブルーノ・スペングラーのドライブで1分31秒622をマークしてトップタイム。2番手は好調の6号車VELOREX FERRARI 296 GT3、3番手は18号車UPGARAGE NSX GT3だった。 スーパーGTは翌週の23日、24日にも富士スピードウェイで公式テストを実施する。
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