自宅庭の工事で、業者の車が道路をふさいでしまった…!ご近所にも迷惑がかかると思うのですが、法的に問題ないのでしょうか?
道路をふさぐ工事で気をつけるべきこと
自宅の庭を工事する際、工事車両で道路をふさいだり、道路に足場を組んだりする場合には注意点がいくつかあります。 例えば、作業が自宅の敷地内だけでなく、周辺の道路まで影響を及ぼす場合は交通誘導警備員が必要となるでしょう。交通誘導警備員については法律で定められてはいませんが、各自治体の条例や要綱によって定義されている場合もあるようです。 基本的には業者が手配してくれるケースが多いですが、工事代金に上乗せされる可能性があるため、相場についても確認しておきましょう。交通誘導や雑踏警備の場合、平日昼間8時間での警備料金の相場は2万円/人程度のようです。 また、これらはあくまでも相場のため、曜日や季節によって変動する可能性がある点には注意しましょう。また、自宅周辺の道路が、資格者配置路線や、指定された路線に該当する場合は、交通誘導警備業務の有資格者の配置が必要になるようです。有資格者の場合は、料金が相場よりも高くなることが想定されます。 そのほか、周辺トラブルを防ぐために近隣の方々へのあいさつは大切です。どういった目的の工事なのか、工事期間などを事前に伝えて、不要なトラブルにつながるリスクを減らしましょう。
自宅庭の工事で道路をふさいでも許可を得ていれば法的に問題は生じない|トラブルを防ぐためにも近隣住民への配慮は必要
自宅の庭のメンテナンス工事で周辺道路をふさいでしまう場合は、事前に道路使用・占用許可を取得する必要性があるでしょう。業者が適切に手続きを行い、許可を得た工事であれば、法的な問題は生じません。 ただし、法的に問題が生じなくても周辺に影響を与えることになるでしょう。今後も住み続けるのであればトラブルを未然に防ぐためにも、事前に近隣へあいさつ・連絡をする配慮が大切です。 出典 京都府警察本部 道路使用許可申請手続き デジタル庁 e-GOV 法令検索 道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)第七十六条、第百十九条2項八号 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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