北九州空港⇔JR朽網駅・自動運転バス実証実験始まる 今年は路上駐車回避も
九州朝日放送
ドライバー不足などを見据える「自動運転バス」。去年に引き続き、今年も北九州空港と最寄り駅との間で実証実験が始まりました。 自動運転バスの実証実験が行われているのは、北九州空港と最寄りのJR朽網駅を結ぶ路線です。 まだ運転席に2種免許取得者がいて、安全を確認し適宜介入する自動運転レベル2ですが、去年よりアップグレードし途中のバス停で止まったり、路上駐車を回避したりする動きもチェックします。 自動運転技術の開発が急がれる背景には、バス業界の深刻な人手不足があります。 最終的には、「運転手が要らない自動運転」の「レベル4」を目指していますが、現状でも負担は減ることから、高齢者などが働きやすくなることが期待できます。 実証実験に参加する西鉄グループの担当者は、早ければ来年度にも、今回試した技術を実際の路線バスに導入したい考えです。 また、今回は地元の理解を得るため、一般乗客の無料試乗も企画されています。
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