ワールドシリーズ第1戦　8回表ヤンキース2死一、二塁、遊飛に倒れるジャッジ（2024年10月25日撮影）

＜ワールドシリーズ：ドジャース－ヤンキース＞◇第2戦◇26日（日本時間27日）◇ドジャースタジアム 　ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手（32）がポストシーズンで大不振に陥り、米メディアやファンの間で「打順を下げろ」の声が噴出している。 　ジャッジはワールドシリーズ第1戦で5打数1安打とヒットは出たが3三振。このポストシーズンはここまで36打数6安打の打率1割6分7厘、2本塁打、6打点でOPSは.665と低迷している。今季はポストシーズンも含め一貫して3番を打っているが「なぜヤンキースは絶好調の4番スタントンと打順を入れ替えないのか」と米メディアで批判が出ており、SNSでもジャッジの話題がトレンド入りしている。 　だがブーン監督は第2戦の試合前会見でジャッジの状態を問われ「第1戦の最後の打席、トライネンに対する打席は非常に良かったと思う。調子がいいときのアーロンの打席に見えた。スライダーに対する反応が良かった」とコメント。「内野フライに終わったが、ほんのわずかのずれ。あの打席は良かったし、第2戦に向けてのいい手掛かりになってくれればと願っている」と期待をかけた。