菅田将暉、井上真央、三宅健、岸善幸監督が第37回東京国際映画祭レッドカーペットに登場 観客の熱気&歓声に大興奮 映画『サンセット・サンライズ』
第37回東京国際映画祭のオープニングを飾るレッドカーペットに、同映画祭のガラ・セレクション部門にて上映される映画『サンセット・サンライズ』から菅田将暉、井上真央、三宅健、岸善幸監督らが登壇した。 『サンセット・サンライズ』は、宮藤官九郎が脚本を担当し、2023年の『正欲』で第36回東京国際映画祭最優秀監督賞と観客賞を受賞した岸善幸が監督を務めるヒューマン・コメディ。ともに東北出身でもあるふたりの異色のコラボレーションから生まれた本作は、『あゝ、荒野』以来7年ぶりに岸監督とタッグを組んだ菅田将暉を主演に迎え、都会から移住した釣り好きサラリーマン⻄尾晋作と、宮城県・南三陸で生きる住民との交流や、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描く。
10月28日(月)に開幕した第37回東京国際映画祭では、オープニングを飾るレッドカーペットに、菅田将暉、井上真央、三宅健、岸善幸監督らが登壇、菅田と三宅は、シックな黒のブラックスーツを纏い、井上はひときわ鮮やかな赤のミニドレスでレッドカーペットを魅了した。 東京国際映画祭のレッドカーペットを初めて歩いた菅田と三宅。それぞれ「皆さん元気がありますね」「初めて歩いたんですけど、(レッドカーペットで待ち構える)皆さんの勢いがすごくて声が枯れそう。みんなの声も心配です」と観客の溢れる熱気と歓声に大興奮。本映画祭にて、ついに一般の観客にお披露目されることについて、都会から三陸に移住してきた釣り好きサラリーマン・晋作を演じた菅田は「無事、公開できて嬉しいです。現場がとても楽しかったので、その楽しさが映像に残っている映画なので、観てもらえるのが楽しみです」と期待を込める。 続いて晋作の移住先の大家であり、宇田濱町役場の企画課で空き家問題を担当、町のマドンナ的存在でもある百香役の井上は「震災の当事者である三陸の人たち、当事者ではない(菅田が演じる)晋作の話だったり、コロナ禍の中での人と人との距離だったり、都内と地方の距離だったりと、色々な距離感について考えさせられる映画だと思います」続けて「テーマがたくさん詰まっている映画」としながら「空き家問題もそうですけれど、過去も大事にしながら、新しい形を受け入れて、現在を大事にしていくという共通したテーマがあると思います」と述べ、「ぜひ観ていただけたら」と思いを込めた。 百香への思いをこじらせた“モモちゃんの幸せを祈る会”のメンバーの1人を演じた三宅は「今、世の中が少しずつ元気になってきた時なので、だからこそ今この映画をみんなで観てもらいたいです」と語り、ロケ地でもある宮城と岩手の地名をあげ「ロケ地を訪れたくなるような映画になってると思います」と自信をのぞかせる。最後に岸監督が「お正月に、本当に腹を抱えて笑える映画になっています。その中に小さなメッセージが込められていて、笑って泣ける映画になっています」とメッセージを送り、4人全員で「 『サンセット・サンライズ』観てください! 劇場でまってっからー!!」と宮城弁のコメントで締め括った。 映画『サンセット・サンライズ』は、2025年1月17日(金)より全国公開。
otocoto編集部