新型ロータス・エメヤ発売開始へ 1600万円超のハイパーマシンが凄い
超速い!
8月22日、ロータスは、新型「エメヤ」の日本仕様を発表した。 新型エメヤは、ピュアEV(電気自動車)のみの設定だ。流麗なエクステリアは、Cd値0.21を実現。先駆的なアクティブフロントグリル、リヤディフューザー、リヤスポイラーなどによって空力性能を高める。ボディカラーは「ボレアルグレー」、「ファイアグローオレンジ」、「ソーラーイエロー」、「アコヤホワイト」、「ステラーブラック」、「カイムグレー」の全6色がラインナップされる。 搭載するモーターは、905bhpの最高出力を誇る。結果、0~100km/hの加速タイムは2.8秒以下、0~200km/hは9秒の瞬足を誇る。足周りでは高度なオンボードセンサーを備えた電子制御エアサスペンションシステムを採用。路面状況の変化に対応し、車両のセットアップを自動的に調整する。さらにカーボンセラミックブレーキによって、バネ下重量と制動距離の低減を図った。 充電性能では400kW(600A対応)のDC急速充電器を使った場合、14分で10%から80%まで充電可能という。満充電時の航続可能距離は610km(WLTPモード)だ。 インテリアでは、55インチのヘッドアップディスプレイが目をひく。さらに、15.1インチのインフォテインメントディスプレイには、最新のOSを組み合わせる。オーディオシステムは「KEF」を搭載した。 トランクは前後に用意し、フロントが31リッター、リヤが509リッター。全シートにマッサージ機能も搭載した。先進の「インテリジェントパノラミックガラスルーフ」は、透過率を任意で変えられる。 運転支援面では、4つのLiDAR(Light Detection And Ranging)、18のレーダー、7つの8MP カメラ、そして5つの2MPカメラによって、低照度や悪天候でも、クルマの周囲半径200mまでの障害物をスキャンし、安全性を確保する。 新型エメヤの価格は、エントリーモデルが¥16,346,000。中間の「S」が¥17,930,000、最上級の「R」が¥22,682,000。デリバリーは2024年末開始予定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)