フェンシング女子史上初の快挙 フルーレ団体で銅メダル獲得 大接戦もリザーブで初出場の菊池小巻が躍動
◇パリオリンピック2024 フェンシング女子フルーレ団体 3位決定戦(大会7日目=現地時間1日、グランパレ) 【画像】ドラゴンボールのかめはめ波のポーズをするフェンシングのフランス代表選手 フェンシング女子フルーレ団体で日本が銅メダルを獲得する快挙を成し遂げました。 9試合を行い、先に45点を取るか、合計点の多い方が勝利する団体戦。カナダと3位決定戦で対戦した日本は、第3試合まで10対10と互角の戦いを演じます。 第4試合、初出場の菊池小巻選手が、相手のダブルエースの1人、ジェシカ ジー ジア・グオ選手を果敢に攻め、4対3とし、合計で1点のリードを奪います。 すると第5試合で上野優佳選手が5対1とし、合計で5点のリードを奪います。第6試合では、東晟良選手が2点を返されます。それでも第7試合、菊池選手がポイントの取り合いになりますが、この試合、9対8とし、再びリードを4ポイントに広げます。 さらに第8試合、東選手が腕を返しながら相手の背中を付くスーパープレーでポイントを奪うなど、1点は返されたもののリードを守ります。 そして最終第9試合。上野選手がカナダに1点差まで詰め寄られましたが粘りの戦いを見せ、合計33対32でカナダに勝利した日本。フェンシング女子史上初となる銅メダルを獲得しました。