F1ラスベガスGP FP2:好調メルセデスのハミルトンが最速。角田は初日10番手、アルピーヌやハースもトップ10入り
2024年F1第22戦ラスベガスGPのフリー走行2回目が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)となっている。角田裕毅(RB)は10番手だった。 【写真】2024年F1第22戦ラスベガスGP 角田裕毅(RB) 気温10度、路面温度13度というコンディションで、現地時間21日22時にセッションがスタート。気温、路面温度ともにFP1よりもいっそう低くなっている。FP1と同じく序盤は各車ミディアムタイヤでコースインし、10周前後を走り込んだ。 セッション中盤に入るとソフトタイヤを投入し、ラッセルが1分34秒015をマーク。2番手に1分34秒105を記録したカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手に1分34秒229のハミルトンが並び、メルセデスがFP1に続いて上位につける。RBの2台もソフトに履き替えており、角田は1分34秒997、リアム・ローソンは1分35秒852をそれぞれ記録した。 タイトルを争うノリスは、1分33秒836でトップに浮上。一方のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は少し遅れてソフトに履き替えた。しかし残り時間が23分を切ったところで、コースに出たばかりのアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が燃料システムのトラブルによりターン7の手前で止まってしまい、セッションは赤旗中断となった。赤旗になる前には、ハミルトンが1分33秒825でトップに浮上している。 セッションは残り時間19分のところで再開。コースに出たマシンの一部は中断前に履いていたソフトをそのまま履いて走行していたが、その後ほとんどがユーズドのミディアムに履き替えてロングランに取り組んだ。 その後順位はほとんど変わらず、トップはハミルトン、2番手ノリス、3番手ラッセルというトップ3でFP2は終了し、FP1に引き続きメルセデスが速さを示した。サインツ、シャルル・ルクレールとフェラーリ勢が4、5番手に続き、6番手以降はピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、角田というトップ10になっている。 レッドブルはソフトタイヤに履き替えた直後に赤旗中断があったためアタックラップを行えず、フェルスタッペンが17番手、セルジオ・ペレスが19番手だった。 [オートスポーツweb 2024年11月22日]