老後のひとり暮らしに立ちはだかる<5つの壁>とは。自由なおひとりさま生活が抱える「心と体」両面のリスクを考える
◆「自由である」ということ お金と健康は、自由であることの第一条件です。 自由である、ということは選択肢が多いことでもあり、すなわち「自己決定」の機会が多いことになります。 そして心の問題、介護、死後の準備は、社会的孤立と深く関係しています。 無理に人付き合いをする必要はありませんが、重要なポイントだけでも人に頼ったり、国や自治体の制度を利用することで孤立を免れることができます。 このように、おひとりさまの生活には、心と体の両面でリスクがあることを認識し、対策を立てることが大切です。 ※本稿は、『老後ひとり暮らしの壁 身近に頼る人がいない人のための解決策』(アスコム)の一部を再編集したものです。
山村秀炯
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