立民・重徳氏が野田氏に出馬要請 党代表選、慎重に是非見極め
立憲民主党の野田佳彦元首相は19日、党中堅の重徳和彦衆院議員と国会内で会談し、来月7日告示の代表選に出馬するよう要請を受けた。重徳氏は20人弱を擁する党内グループ「直諫の会」の会長を務める。重徳氏によると、野田氏は明言を避けた。野田氏は同日午後、党千葉県連で奥野総一郎県連代表ら有志議員からも出馬要請を受ける。慎重に立候補の是非を見極める意向だ。 野田氏は18日、千葉県四街道市で記者団の取材に、次期衆院選は政権交代の好機だと捉えた上で「本当に自分で良いのかどうか検討が必要だ。チャンスを壊すわけにはいかない」と指摘した。