マクラーレン2台が0.022秒差の予選トップ2独占。「自信があった」ノリスと「賢く優勝を狙う」ピアストリ
2024年F1ハンガリーGPの予選で、マクラーレンのランド・ノリスはトップ、オスカー・ピアストリは2番手だった。 【関連写真】2024年F1第13戦ハンガリーGP 予選後のランド・ノリスとオスカー・ピアストリ(マクラーレン) Q3の最初のランが終了した時点で、ノリスは暫定ポール、ピアストリは3番手だった。ノリスは2回目のアタックラップに入る前に赤旗が出たことでこのラップを中止。セッション再開後にコースに出たものの、コンディションの変化により、自身を含めて上位勢のタイムは向上せず、ノリスがポールを獲得した。ピアストリは2回目のランを赤旗前に走りきることができ、このラップにより、2番手にポジションを上げた。ふたりの差はわずか0.022秒だった。 ■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) FP3 1番手(1分16秒098:ソフトタイヤ/17周) 予選 1番手(Q1=13番手1分17秒755:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分15秒540:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分15秒227:ソフトタイヤ) とてもうれしいよ! コンディションが絶えず変化して、簡単な予選セッションではなかった。僕たちは着実に進歩している。今週末を迎えるにあたって、今回良い仕事ができるという自信を持っていた。チームがワンツーを達成したのは素晴らしいことだし、懸命に働いてきた皆に対する大きな報奨だ。 明日はコンディションがまた変わるかもしれないけれど、僕たちは、どういう天候でも対応できる最高のポジションからスタートする。マシンは好調だし、良い走りができると感じる。明日もコース上で強力なパフォーマンスを発揮するのが楽しみだ。 ■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) FP3 2番手(1分16秒142:ソフトタイヤ/17周) 予選 2番手(Q1=11番手1分17秒504:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分15秒785:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分15秒249:ソフトタイヤ) フロントロウを確保できたのはすごいことだし、チーム全体にとって素晴らしい結果だ。最後のラップは良い出来だったけれど、ポールと100分の数秒差だった場合は、もう少しうまくできたかもしれない小さなことについて考えてしまう。 昨日は(トラブルで)難しい日を過ごした。でもチームの皆が懸命に対応してくれたおかげで、今朝しっかり挽回することができてよかった。そこから午後にかけて改善を重ねていき、このチャレンジングなコンディションでの予選をポジティブなものにすることができたんだ。明日は良いスタートを切って、チームのために素晴らしい結果を残したいね。 (予選後の会見で語り)ここはターン1までの距離が長いから、レースではあらゆることが可能だ。もちろん自分がトップに立ちたいと思っている。でも2台揃ってフロントロウに並ぶわけだし、チームとしてチャンピオンシップでの勝利を目指すという大きな仕事がある。だから賢く戦うよ。マシンはとても速く、今週末うまく機能している。決勝でもワンツーを維持したい。僕たちふたりのなかで、どちらが1位になるのかをかけて、戦うことになると思うよ。 [オートスポーツweb 2024年07月21日]