【写真：Getty Images】

　今季わずか勝点2差でプレミアリーグ優勝を逃したアーセナル。来季こそ悲願の優勝を果たすために、新戦力の獲得に向けて積極的に動いているようだ。地元メディア『football.london』は、アーセナルが無敗優勝を達成した時のレジェンドと今夏のターゲットがオフを一緒に過ごしている様子について現地時間28日に報じていた。 【動画】すごすぎ！？ 冨安健洋のアーセナル初ゴール！ 　来季優勝を成し遂げたいアーセナルは、ニューカッスル・ユナイテッドに所属するMFブルーノ・ギマランイスの獲得を狙っていると多くのメディアが報じている。ギマランイスは今季ニューカッスルで公式戦50試合に出場。7ゴール10アシストをマークしており、プレミアリーグでもトップクラスの中盤の選手だ。 　そんな同選手に対しては、ニューカッスルも流出を防ぐために、およそ1億ポンド（160億円）となる高額の契約解除金を設定している。同メディアは、「ギマランイス獲得の取引を成立させるのは容易ではない」と指摘しており、実際にアーセナルだけではなくパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティなど、資金力のあるクラブも同選手獲得に強い関心を示していると報じていた。 　そんな中、アーセナルが無敗優勝を成し遂げた時のレジェンドであり、ブラジル代表経験もあるジウベルト・シウバ氏がギマランイスとオフを一緒に過ごしている様子をSNSにあげていた。同メディアは、「移籍を実現するための新たな秘密兵器を手に入れた」と強調し、「シルバがギマランイスと一緒に過ごしていることで、移籍のチャンスが生まれた」と報じている。 　また、ニューカッスルが来季ヨーロッパの大会に出場できないことが決まったことも獲得の後押しになると同メディアは指摘。記事では、「プレミアリーグの規則によって財政的なプレッシャーがかかっている。新しい選手獲得に向けて、ニューカッスルは選手を売却しなければいけないだろう」と述べた上で、高額な移籍金を見込めるギマランイスの移籍を容認する可能性について報じていた。