男子国別対抗戦コロンビア戦へ添田豪監督、錦織圭の起用は明言せずも「自信を持って臨める組み合わせ」【テニス】
錦織圭ら選出のデビスカップ・コロンビア戦が9月14~15日に開催
9月14~15日に東京・有明コロシアムで行われる男子国別対抗戦デビスカップ・ワールドグループ1部「日本対コロンビア」のプレドロー記者会見が12日に行われ、日本代表を率いる添田豪監督はすでに出場選手を決めて「自信を持って臨める組み合わせ」と語った。 【画像】9月12日に有明コロシアムで練習した日本選手ら 今年2月、ワールドグループ1部残留をかけたプレーオフでレバノンに3勝1敗で勝利した日本は、3年ぶりのファイナル予選出場へコロンビアと対戦。2013年と2015年に対戦して勝利した日本だが、いずれも最終試合までもつれる激闘を演じている。 日本代表に選出されたのは、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク54位)、ダニエル太郎(エイブル/同92位)のトップ100と、望月慎太郎(木下グループ/同146位)、錦織圭(同205位)、綿貫陽介(SBCメディカルグループ/同338位)の5名。 チームを率いる添田監督は、出場すれば日本での有観客試合が2018年のジャパンオープン以来となる錦織について、「出るかというのは…どう思いますか? 想像しておいてください」と明言を避けつつ、「ベストメンバーで、すごく贅沢な悩み」とオーダーを組むことに頭を悩ませたとコメント。ダブルスのスペシャリストがいるわけではないが、この数日でさまざまなペアを試した上でメンバーを決定し、「自信を持って臨める組み合わせ」と胸を張る。 今回のコロンビア代表として選出された選手では、シングルスでニコラス・メヒアの237位、ダブルスでニコラス・バリエントスの53位が最高位だが、添田監督は「未知な部分がある」と警戒。それでも「待ちに待った日本での開催。私自身も含め選手、スタッフもすごく楽しみにしている。もちろん勝負なので勝たなければいけないが、まずは観客のみなさんにいいパフォーマンスを見せられる喜びを感じながら戦っていきたい」と意気込んだ。 12日は12時頃から有明コロシアムでオフだった西岡以外の4選手がコートに。試合は屋根を開けて行われる予定となっており、気温30度を超えるこの日も強い日差しの中、錦織と綿貫、ダニエルと望月がペアを組んだダブルスや、ダニエルと綿貫のシングルスの実戦形式の練習を実施された。また、日が傾き始めた16時過ぎには錦織と望月が打ち合った。 試合は9月14日(土)にシングルス2試合、9月15日(日)にダブルス1試合、シングルス2試合を予定しており、先に3勝した国が来年行われるファイナル予選に進出。敗れた国はワールドグループ1部プレーオフに回ることとなる。 <日本> 西岡良仁(ミキハウス/単:54位、複:541位) ダニエル太郎(エイブル/単:92位、複:861位) 望月慎太郎(木下グループ/単:146位、複:1155位) 錦織圭(ユニクロ/単:205位、複:―) 綿貫陽介(SBCメディカルグループ/単:338位、複453位) 監督:添田豪 <コロンビア> ニコラス・メヒア(単:237位、複:394位) アドリア・ソリアノ・バレラ(単:460位、複:1162位) ミゲル・トボン(単:1465位、複:2263位) クリスチャン・ロドリゲス(単:―、複:107位) ニコラス・バリエントス(単:―、複:53位) 監督:アレハンドロ・ファラ
Tennis Classic 編集部