新幹線の座席「体が大きいので、2席分買って座っていいですか?」←実はNG!相撲協会にも聞いてみた
体が大きい人でも1人1席の原則は変わらず
1人1席の原則があることは分かった。では、体が大きい人で座席が狭く感じる場合でも、やはり1席しか利用できないのだろうか。たとえば2席を1席とみなして、料金を倍とはいわないまでも通常の1.5倍ていどを徴収するなど、特例措置はないのだろうか。 「都度ご利用のお客様の状況(お体のご不自由なお客様等)を見極めながら必要な処置を行うことはありますが、原則、おひとり様1席のご利用とさせていただいております」 前半の「都度ご利用のお客様の状況(お体のご不自由なお客様等)を見極めながら必要な処置を行う」とは、あくまでやむを得ない場合のこと。たとえば安定した座席を必要とする妊娠中の女性、介助犬を伴って乗車する場合などが考えられるそうだ。 さて、体の大きな人といえば相撲の力士が思い浮かぶ。実際、新幹線で移動する場合は、どう対策しているか気になったので、日本相撲協会へ尋ねた。 「新幹線は1人1席で座ります。対策は特にありません」 力士のように体が大きな人でも、1人1席の原則は変わらないようだ。 (まいどなニュース特約・平藤 清刀)
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