【写真：Getty Images】

　マンチェスター・ユナイテッドに所属するDFハリー・マグワイアは、来季以降もチームに残る可能性も大きいようだ。一時は放出の筆頭候補とも目されたイングランド代表の31歳だが、復活を遂げた現在の契約状況について、何を明かしたのか。イギリスメディア『Guardian』が現地時間16日に報じた。　 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 　不調に苦しんだマグワイアは、2023年7月に当時のエリック・テン・ハフ監督の下でユナイテッドのキャプテンマークを剥奪される。加入時の高額な移籍金、そしてチームの長期的低迷により、スケープゴートとされている感もあった元主将は、その年の夏の移籍市場でウェストハム行きがほとんど決まっていたにも関わらず、残留を決断。そしてその後復調を遂げつつあり、現地時間15日に行われたマンチェスター・シティとのダービーマッチにも先発フル出場を果たしている。 　そんなマグワイアの現行契約は、2025年6月までとなっている。契約延長について同選手は、「現時点ではすべてが前向きに進んでいて、僕が交わしているチャットも本当にポジティブなんだ。そしてまだ今季いっぱいは契約が残っているし、クラブは1年の延長オプションを持っているからね」と、クラブが保有する12ヵ月の延長オプションの行使も視野に、交渉が順調に進んでいることを明かしている。 　またルベン・アモリム新監督の下、王者シティとの負けられない一戦の勝利に大きく貢献したマグワイアは、「僕らにとってもそうだけど、特にファンのみんなにとって、応援する材料が少なくて厳しい前半戦だったと思うから、今日の勝利は彼らのためにあるんだ。きっと喜んでくれているだろうね。そして、アモリム監督がやってきたとき、僕は負傷離脱中だったから、彼は僕の出場時間を気にかけてくれているんだ。まだ何試合か連続で出場できていないしね。今日2, ３ヵ月ぶりに90分プレーできて、フィットネスを取り戻せた気がするよ」と、ファンとアモリム監督への信頼を語っている。