関経連の松本会長が続投を正式表明 5期目へ 万博成功へ財界を牽引
関西経済連合会の松本正義会長(80)=住友電気工業会長=が7日、大阪市で開いた年頭会見で、5月の4期8年の任期終了後も続投する意向を正式に表明した。誘致段階から関わり、4月に開幕する2025年大阪・関西万博の成功に向けて経済界を引き続き牽引(けんいん)する。 松本氏は17年5月に関経連会長に就任した。万博に関しては、運営主体の日本国際博覧会協会(万博協会)の副会長や機運醸成委員会の委員長を務め、国や大阪府市との調整に当たってきた。 この日の会見で松本氏は「万博を必ず成功させ、関西、日本の発展のスプリングボードとなるよう『ワン関西』を意識して全力で任務に当たりたい」と語った。 関経連会長の任期は2年だが、再任に制限はなく、過去には10年を超えて務めた経営者もいた。(井上浩平)