「どうしよう…」”迷ったら中古車を選ぶべき人”、その5つの理由【新車? 中古? シェア?!】
“中古車”ということは、最低でも1人(または1社)所有者がいたことになる。試乗車上がりからディーラー認定中古車、20万キロ走行車、車両本体価格1万円のクルマまで…。年式やグレード、価格、そしてコンディションはまさに「ピンからキリ」まで。新車以上のコンディションということはほぼあり得ないが、思わぬ掘り出しモノに出会えることも。今回は「迷ったら中古車を選ぶべき人」に対して、その背中を押す理由を5つにまとめてみた。中古車は目利きの世界。奥が深い”沼”ですぞ…。 【画像】”迷ったら中古車を選ぶべき人”、その5つの理由
1:予算を抑えつつ、コンディションの良いクルマに乗りたい
現行アルファードやランドクルーザーなどのプレミア価格が付いた一部の例外を除き、ほとんどのクルマは新車より安価で手に入る。「なるべく安く購入したい。ただクルマやメカのことはよく分からないので、中古は少し不安」というのであれば、ディーラー認定中古車を選ぶといい。 メーカーの保証が付帯しているケースがほとんどであり、もともと素性がいい(整備履歴がしっかりしている)個体をベースに、不具合があっても部品を交換して店頭に並べる。安心感も重要だというユーザーにはおすすめの選択肢だ。 また”網を張って”いれば、ディーラーの試乗車の役目を終えたクルマを「中古で販売する」という情報が入ることも。人気モデル&オプション装備が充実していることも多く、その面では掘り出しモノだ。基本的に早い者勝ちだが、これも狙い目のひとつだろう。
2:どうしても欲しいクルマが絶版モデル
「本当は新車がいいけれど、本命のクルマはすでに絶版。手に入れるとしたら中古車しかない。それなら思い切って、別の現行モデルを買ってしまうか…」というジレンマを経験した人も、いるかもしれない。 もし、現在進行形でこの状況になっている人がいたら。ぜひ一度、心を落ち着かせて自分の胸に手を当てつつ「本音の本音はどうなのか?」と、自分自身に問いかけてみてほしい。 現行モデルの方が性能は向上していることは間違いないし、故障するリスクが低いだけでなく、いざというときにはメーカーの保証が受けられる。純正部品が欠品で困る確率も当面は低い。 それでもやっぱり「本命のクルマがどうしても気になる! 」というのであれば、思い切って「清水の舞台から飛び降りる」ことを強くおすすめしたい。 (高い授業料になるかもしれないが)本命のクルマを手に入れたという達成感、満足感は何ものにも代えがたい。モヤモヤしているうちに「買い時を逃す」と、コンディションのよい個体を見つけること自体が、困難になりかねない。