「特有の香りがバッときて、ものすごくおいしい」“キノコ博士”13歳弟子と77歳師匠 希少なコウタケ狩りに密着
「あっ、ここにあった!」 「ひとつのキノコが違うから、そこが魅力だと思います」 「大人になってもずっと山に行って、採ってきて食べてを ずっとしたい」 【写真を見る】「特有の香りがバッときて、ものすごくおいしい」“キノコ博士”13歳弟子と77歳師匠 希少なコウタケ狩りに密着 突き進むキノコ道! さらに… 64歳離れた師匠の存在― 少年のキノコへの情熱と師弟の絆を追いました。 青柳光輝くん: 「ハタケ(しめじ)とホンシメジはバリ食感がシャキシャキして、マツタケより何なら10倍ぐらいうまい」 愛読書はキノコ図鑑。 甲府市立西中学校の1年生、青柳光輝くん13歳です。 青柳光輝くん: 「パパの仕事の知り合いがきのこ採ってきたんですよ」 「きのこ持ってきてこっちで下処理して食ったら、おう美味いやんみたいな感じで、そこからキノコ」 小学1年生の時に、天然キノコの美味しさに惚れ込んだ光輝くん。時間を見つけては、両親とともに山へ出かけています。 青柳光輝くん: 「自分で見つけて、見つけたときの感動はやばい。新しいシロ(きのこが生える場所)見つけたときは、それで見つけて食べるのが一番かなと思います」 先月下旬 午前7時半。 ーきょう楽しみですか? 青柳光輝くん: 「きょうコウタケ採れるって聞いたのでバリ楽しみです」 この日は待ちに待ったキノコ狩り! ですが山に向かう前、ある人物の元を訪れます。 大森功さん: 「きょうはちょっと雨だけど頑張ってな」 山梨県甲斐市にある青果店「とみや」の店主、大森功さん77歳。 実は光輝くん、キノコ狩り歴60年以上の名人・大森さんに4年前から弟子入りしていたのです。 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「採ってきたものをうちへ持ってきて鑑定をするようになってから、僕の子ども、孫という感じで、一生懸命覚えてもらえばありがたいなと思ってますね」 青果店「とみや」店主 大森功さん:: 「一回も採ったことない?見たことない生えてるとこ?コウタケだけは?」 青柳光輝くん: 「それは見たことないです。コウタケは見たことない」 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「生えてるとこはな…」