「特有の香りがバッときて、ものすごくおいしい」“キノコ博士”13歳弟子と77歳師匠 希少なコウタケ狩りに密着
この日の狙いは、独特の香りとうまみを持つコウタケ。 師匠・大森さんが群生する場所を知る山へ入ります。 ピー!ピー! ー大森さん、今のは? 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「クマよけ。そこらへんまで来るからね、ここからやっていきます」 ーしっかりと光輝くんに教えて? 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「前にも言ったけど(クマスプレーや鈴)付けておくように。単独で入るときは必ず付けておく。笛とか鈴とかしっかりつけておかないと」 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「大きく白いのが出ていればウラベニホテイシメジ」 青柳光輝くん: 「ウラベニっすか」 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「ピンクで今の時期だったらサクラシメジな。こういう風にして山を見るってことが大事なんだ」 師匠からクマ対策の重要性やキノコの種類など学ぶことが多くあります。 青柳光輝くん: 「ここの中央の所にギンスジってものができるんですよ。それがこれに似ている毒キノコ、クサウラベニタケには無い特徴です」 毒キノコとの見分け方も、師匠から学んだことの一つです。 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「ここな、ずっと小さいの。そこも出てる」 青柳光輝くん: 「これはほろ苦くて美味しいです」 そして山に入ってから1時間半が経とうしたその時! 青柳光輝くん: 「先生!コウタケ!」 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「コウタケ?」 青柳光輝くん: 「コウタケです。ここら辺にガって生えて、まだ小っちゃいな~小っちゃい」 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「香りが無いの」 青柳光輝くん: 「香りがないんですか…?」 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「覚えといて、これねコウタケだと思ってみんな採取して持ってくるけど、これね薄いの。コウタケと全然違う」 青柳光輝くん: 「本当だ!」 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「な、薄いだろ。臭いない?」 青柳光輝くん: 「ほんとだ、臭いない」 青果店「とみや」店主 大森功さん: 「ないでしょ」