イラン石油施設への攻撃 バイデン大統領「協議中」
日テレNEWS NNN
アメリカのバイデン大統領は3日イスラエルがイランによるミサイル攻撃への報復措置として、石油施設を攻撃する可能性について協議中だと話しました。 イランがイスラエルにミサイル攻撃を行ったことを受けて、アメリカのバイデン大統領は3日、イスラエルが報復措置としてイランの石油施設を攻撃することを支持するかと報道陣に問われ、「その件は話し合っている」と答えました。また、「きょう何かが起こるわけではない」と話し、すぐには報復措置が行われないとしています。 こうした中、イスラエル北部の町では、先月のイスラム教シーア派組織ヒズボラからの攻撃の爪痕がそのままになっています。 後閑駿一(NNNキリヤット・ビアリク) 「ヒズボラからのロケット弾が着弾した現場に来ています。こちらではがれきがそのままとなっているほか被害に遭った建物にはヒズボラへの抵抗の証でしょうか、イスラエル国旗が掲げられています」 住民からは、ヒズボラへの攻撃はやむを得ないという声が聞かれました。 近所の住民「戦争を望む人なんていない、でもヒズボラは私たちを殺そうとしている」 イスラエル軍は、3日、レバノンの首都ベイルートにあるヒズボラの情報機関を空爆したと発表しました。戦闘が激しさを増す中、日本政府は、レバノンに滞在していた日本人2人をチャーター船でキプロスに退避させています。