【高騰】コーヒー値上げ 喫茶店の倒産も相次ぐ 中国のドリアン人気とエルニーニョ現象が原因か
中国の〝悪魔の果物〟ブームの影響も…
悪魔の果物と異名を持つ「ドリアン」が近年は中国で大人気となっています。 実は今、コーヒー豆生産量が世界2位のベトナムで、ドリアンの栽培と中国輸出のブームが起きています。 楽天証券経済研究所コモディティアナリスト 吉田哲氏: 実際に今ベトナムでは、2021年に比べると生産量が減っているんですね。2021年比でいうと、13%ほど減っています。生産量が減ると言うことは、受給が引き締まって価格が上がるということで、まさに今価格が上がってきているという状況です。 コーヒー豆高騰の背景は、異常気象による不作で生産量が減っていることと、嗜好品を求める人口増加などが重なり、投資マネーの流入を招き、価格高騰しているといいます。 MC谷原章介: これ、価格上昇はいつまでつづきますか? 楽天証券経済研究所コモディティアナリスト 吉田哲氏: 今現在価格を上げている条件が変わらなければ、まだまだ価格の上昇が続く可能性があると思われます。異常気象を止めることは難しく、嗜好品の需要が増加している流れを止めることも難しいです。つまり、価格の上昇がまだ続く可能性があります。少なくとも、年内ぐらいの高止まり、高い水準はまだ続くと考えられます。 (『めざまし8』 2024年5月9日放送より)
めざまし8