「チームのために貢献したい」阪神・西勇輝が“史上7人目”両リーグで50勝の快挙
◇プロ野球セ・リーグ 阪神10-4ヤクルト (21日、京セラドーム) 阪神の西勇輝投手が史上7人目となる両リーグで50勝を達成。この記念すべきマウンドについて振り返りました。 【画像】カード初戦を勝利した才木浩人投手 西投手は4回までヤクルト打線を完璧に封じ込めると、5回に2点タイムリーヒットを打たれるなど失点してしまいますが、この日6回(106球)を投げ被安打4、4奪三振、3失点の投球内容。「今日のゲームだと、初回の点数と2回の点数でみんなが勝ったと思っている状況で投げるのは本当に難しくて、なんとかキャッチャーとみんなの守備のリズムで『0』でいきたかった」とコメント。 7回からはリリーフ陣にマウンドを託してしまったことに「6回で代わってしまって中継ぎに迷惑かけてしまったので、次は長いイニングを投げたい」と次戦に向けて思いを明かしました。 この試合、阪神に入団して記念すべき50勝目とした西投手。オリックス時代と合わせると124勝と史上7人目となる“両リーグ50勝”をあげたことについて「勝ち星は積み重ねでチームの流れだったり運だったり左右される数字なので、なんとかオリックスの時と阪神の時と50・50と投げた人が少ないのは分かっていたので、こうやって新しいチームで無事に50勝を達成することができたので、すごくうれしいです」と喜びを口にしました。 さらにこの日は打線でもタイムリーを放つなど2打数、2安打、1打点と活躍を見せた西投手。「打った瞬間3塁打行かないといけない雰囲気かなと思ったんですけど、諦めて二塁打になりました」と笑いながらコメント。「ベンチに帰ったら(坂本)誠志郎に『走ってくださいよ~』って言われました」とタイムリーの裏側を明かしました。