<頂点への道・センバツ・広陵>/10 苦い経験 今に生かして 倉重聡投手(2年) /広島
制球にたけた左腕。低めに慎重に投げるのは、昨夏の苦い経験からだ。公式戦初登板・初先発で臨んだ広島大会3回戦は球が浮き、2失点し二回途中で降板。試合に敗れ「先輩たちの夏を終わらせてしまった」。 自分の持ち味を見直し、秋の中国地区大会優勝、明治神宮大会準優勝に貢献。「あの負けが今につながっている」と振り返る。 森山陽一朗投手(3年)は「夏の大会一緒に戦えてよかった」との手紙をくれた。感謝を胸に甲子園のマウンドを目指す。 …………………………………………………… (1)左投げ左打ち(2)181センチ、82キロ(3)下関市立長府中(山口) (プロフィルは(1)投打(2)身長、体重(3)出身中学)