小川良成「(心残りは)多少ある」NOAH解説にサプライズ登場…ファン騒然 引退セレモニーを行わなかった理由にも言及
先月、8月13日に突然の引退発表を行ったノアのレジェンド・小川良成さんが、9月1日に開催された「ABEMA presents N-1 VICTORY 2024」の中継にサプライズでリモートゲスト出演。引退理由や今後の去就について明らかにした。 【映像】小川良成がサプライズ登場 1985年から39年間、全日本プロレスからプロレスリング・ノアの長きにわたるキャリアを辿ってきた“孤高のテクニシャン”小川さんだが、頸部の負傷で現役継続が難しいとの判断で引退を決意。本人の希望で引退会見やセレモニーなどは行わない方針を貫いており、引退発表も団体からアナウンスされるだけという、寡黙なキャラを貫くじつに“らしい”ものだった。 この日の第3試合で事前アナウンスなく突然のリモート出演となった小川さんは「首の方がドクターストップで…それだけです」と引退理由を自らの口から明かし「もう少しやりたかった。(心残りは)多少ありますけど、年齢的なものもあって考えながら試合をしていたので」と本音を明かした。引退セレモニーを一切しなかったことについて問われると「(佐々木)憂流迦と大岩(陵平)の試合が…」と現在教えている弟子たちの試合に目を向けたいとの意向も示唆した。 ファンからも小川さんのサプライズ登場に「小川さん!」「小川さんありがとう」など長きに渡る活躍への労いのコメントや、今後の去就「今後もノアに残ってコーチみたいなことを。あと(解説)需要があれば呼んでください」という発言に「コーチまじか」「良かった」「(今日が)解説者デビューだ」といった声が相次いだ。また現役時代に教えていたという大岩に対しては「一年ぐらい教えてきたが…技術的には清宮(海斗)と変わらない。あとは経験だけ」と太鼓判を押した。 小川さんは1985年に全日本プロレスでデビュー、その後2002年のノア旗揚げに参加して以降、常に第一線で活躍。2002年にはジュニアヘビー級のプロレスラーではじめてノアの最高峰GHCヘビー級王座を獲得するなど数々の偉業を成し遂げてきた。日本プロレスリング界きっての「技巧派」として知られている。またトレーナーとしての業界での貢献度も高く、小川さんからプロレスを学んだ“小川門下生”は、日本のみならず世界中のプロレス団体で活躍している。
ABEMA TIMES編集部