唐沢寿明 俳優を志したきっかけとなった俳優を語る「涙流して…テレビの前で」共演に喜び
俳優の唐沢寿明(61)、女優の鈴木保奈美(58)らが9日、六本木のテレビ朝日で、この日からスタートする同局ドラマ「プライベートバンカー」(木曜後9・00)記者会見に出席。豪華キャストとの共演に喜びを語った。 タイトルの「プライベートバンカー」とは、富裕層を相手に資産管理や資産形成の助言を行うスペシャリストを指す。唐沢が演じる主人公は資産10億円以上の大富豪しか相手にしない凄腕プライベートバンカーで、資産家一族の金にまつわる問題に切り込んでいく。 俳優の安井順平が「うちの母親が唐沢さんの大ファンなんですよ。“唐沢さん絡みの仕事は、問答無用で行け”って言われてるんで、今回もお受けさせていただいた」と、冗談交じりに語ると、唐沢は「ありがたいですよ。僕もいろいろとありましてね。僕が俳優を志したのは、ここにいらっしゃる橋爪功さんの演技を小学生のときに見て、それで俳優になろうと思いました」と、共演の俳優・橋爪功への憧れを口に。キャストが互いにリスペクトを持って撮影に臨んでいることを話した。 唐沢によると、「(橋爪が)凄くいやらしい人の役をやってたんですよ。(自身は)小学校低学年くらいだったんですけど、それを見てイライラして、頭にきて、涙流して怒ってたんです。テレビの前で。そしたらお袋がきて“あんた、何泣いてんの。テレビじゃない”って言われて。それで“あ、これテレビなんだ”って思ったときに、俳優ってすげーなと思ったんですよ」という。その話を橋爪本人に話したそうだが「“あー、あのとき、俺は嫌な役ばっかりやってたからな”って言われて、一発で嫌われましたけどね」と笑っていた。