WG補強を望むバルセロナ、ナポリのジョージア代表ウインガー獲得を検討か?現地は「完璧に適合する選手」と獲得の可能性を指摘
ラ・リーガのバルセロナは、新たなウインガー獲得候補としてナポリに所属するFWフヴィチャ・クヴァラツヘリアに関心を示しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』は現地時間10日に、バルセロナが同選手の獲得に動く理由と契約が実現する可能性について報じていた。 【動画】バルサを魅了?クヴァラツヘリアのゴールがこれだ! 22年夏にナポリに加入したクヴァラツヘリアは、22-23シーズンにリーグ戦12ゴール13アシストを記録。チームMVPを受賞し、クラブの優勝に大きく貢献していた。今季もリーグ戦15試合に出場して、5ゴール3アシストを記録している。もっとも、同選手とナポリの契約は27年6月末までとなっており、クラブは契約延長交渉を行っていると報じられていた。 同メディアは、「ナポリとの新契約は現在の年俸の3倍となる大幅な給与増額と29年までの契約が含まれることになるだろう。しかし、ジョージア代表の側近は、将来の契約交渉を容易にする重要なポイントである約8000万ユーロ(約128億円)以下の契約解除条項を含めることを主張している」と、選手とクラブの契約交渉の状況について言及。 そして、「バルセロナはウインガーの状況を注意深く監視しており、今後のシーズンで攻撃を強化するための優先的なオプションと考えられている。デコ率いるスポーツマネジメント部門にとって、クヴァラツヘリアはハンシ・フリック監督の計画に完璧に適合する選手だった。選手とイタリアのクラブとの話し合いがどのように進展するかを見守っている」と、バルセロナは選手とクラブの契約交渉がどうなるか、進展を待っている状況だと伝えていた。 また、「ナポリの会長は売却の可能性を否定していたが、新たな契約更新で『経済的』解除条項が合意されれば、この立場はより柔軟になる可能性がある。同選手は将来的にバルサのユニフォームを着ることに興味を示しており、それによって退団の扉が開いた場合の交渉が容易になる可能性がある。1月からバルサは利用可能なすべてのオプションを検討することになるが、ナポリでの契約更新に移籍に有利な条件が含まれている限り、クヴァラツヘリアは戦略的補強ターゲットとしての地位を確立しているようだ」と、今後の展開次第では獲得に動く可能性があることを報じている。
フットボールチャンネル編集部