東大・安冨教授、れいわ新選組から参院選出馬(全文4完)年金問題は歴代政治の連帯責任
政治団体「れいわ新選組」の山本太郎代表は6月27日午後、記者会見を開き、参院選の公認予定候補者として東大教授の安冨歩氏を発表した。 【動画】「れいわ新選組」山本太郎代表、参院選の候補予定者を発表 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「れいわ新選組」山本太郎代表、参院選の候補予定者を発表」に対応しております。 ◇ ◇
民間の善意に頼る政治のあり方自体が間違っている
山本:ありがとうございます。この大原則に戻っていく人と人とのつながりという部分を、もう一度そういう感覚を取り戻していくというところにやはり時間が掛かるんだろうというふうに思っています。そのための道のりの舗装というものが必要になってくると。それはなんなのかというと、やはり今ジャーナリストの方、言われたとおり、子供食堂だけでは、大人食堂まで出てきていると。それはそうですね。子供が貧困ってことは大人も貧困ですから、当然、大人食堂もどんどんできていかなきゃいけないような状況。というよりもこの民間の善意に頼っているというような国のやり方というか、政治の在り方ということ自体が間違っていると。どうもありがとうございます、っていう話ではなく、この民間の善意に頼っている部分をいかにこれ、公助でやっていくのかという部分。しかも食堂も開かなくてもいいようになるような状況が一番必要であろうと。 そのためには何が必要かっつったら、やっぱり、れいわ新選組で掲げさせていただいているような消費税、減税する以外ないんですよ、本当に。物価を下げるということで実質賃金も上げていくということも必要だし、最低賃金、これも上げていく必要があると思うし、足らないところは政府が保証するとかっていうような。もう誰かの消費が誰かの所得になるっていうような現状の中で、これは消費が減っていけば当然、所得も減っていくっていう中にいますから、ここをなんとか底上げしていきながら人間の尊厳が守れるっていうような状況をまず担保するっていうことが必要なんだろうと。 やはり、そういう心の余裕であったり、生活の余裕というものがあって初めて、その先のデザインというところに多くの方々が耳を傾け、その理想、理想といわれてしまうかもしれないけど、私はもう大原則だと思ってます、安冨さんがおっしゃっていることは。そのような道に、多くの人々に賛同を得て進んでいくことができるんだろうというふうに思っています。 ほかございますか。 男性:お時間です。次で最後でお願いしてよろしいですか。 山本:はい。大丈夫ですか。ありがとうございます。それでは。