東大・安冨教授、れいわ新選組から参院選出馬(全文4完)年金問題は歴代政治の連帯責任
政権交代目指すため、ねじれができるようなイメージで戦わねばならない
とはいいながらも、やっぱり野党というところで力を合わせていきながら、政権交代を目指すためにねじれができるようなイメージで戦っていかなきゃいけないと思ってます。なので1人区、およびそれ以外の複数区などでも私が応援に入って、票を減らさないということなのであるならば、積極的に応援に入ってきながら自分たちの選挙運動もやっていきたいというふうに思っています。 よろしいでしょうか、ありがとうございます。というわけで、安冨歩さんの立候補予定者ということの記者会見をここで終わらせていただくんですけれども、このあと写真のほう、2人で写真を撮る、シングルで写真を撮る、そのあと選挙用のなんか、こんな紙持って写真撮るんですよね。だから1回段取り終わったあとに撤収していただいて、その方だけ残って。 安冨:補足していいですか。 山本:はい、どうぞ。すみません。 安冨:1個だけ補足したいことがあって。 山本:失礼しました。 安冨:すみません、私、戦後日本で最も尊敬している政治家は石井紘基議員で、民主党のですね。自宅で暗殺された方ですが。彼は国政調査権を用いて日本社会の構造を解明するっていう、特に財政に関する構造を解明するって大きな仕事をなさって、私が「経済学の船出」という本を書いているときに、日本の財政構造についていろんな本を読んで調べてみたんですけれども、意味のあることが書いてあるものがほとんどなくて、その中で石井紘基の作品に出会って非常に尊敬して、いったいこの人は誰なんだろうと思って、あの暗殺された議員だったんだと思って衝撃を受けたんです。 もしも私が参議院議員として当選するなら、国政調査権を用いて、日本社会の今の、今、私が漠然とお話しした国民国家システムというものがどういう形をしていて、どういうふうに作動しているのかということを解明する研究をしたいと思っています。それは、私が積極的に議員になる意味があるって思っていることの1つです。そのことを実現できたらきっと何か意味のあることを皆さまに提供できるんじゃないかと思っています。 山本:ありがとうございました。では、このあとどうしましょう。写真撮りますか。 男性:お願いします。 山本:必要なければ、すみません。コール・アンド・レスポンスですよ、これは。ありがとうございます。 (完)【書き起こし】東大・安冨教授、れいわ新選組から参院選出馬