8年ぶりのフルチェン...日産「リーフ」次期型に超接近!クロスオーバークーペスタイル鮮明に
日産は現在、コンパクト5ドアハッチバックEV、「リーフ」次期型を開発中だが、コードネーム「PZ1L」と呼ばれる、最新プロトタイプをカメラが捉えた。車名そのまま、デザインコンセプト大刷新! 【他の写真を見る】全体をリフトアップしてSUVスタイルへ・次期リーフ捕獲! リーフは、世界初の5人乗り電気自動車として2010年に発売、2019年にはEVとして史上初の40万台に到達する人気EVへと成長した。 現行型となる第2世代は2017年から販売されており、8年ぶりのフルモデルチェンジとなるが、最大の注目は、現行のファミリー向けハッチバックボディを捨て、よりスポーティな「クロスオーバークーペ」へと生まれ変わることが判明している。 同社は2021年末、4つの新しい電気自動車のコンセプトを発表、そのうちの1台である「チルアウト」が次期リーフを示唆していると伝えられていた。このコンセプトは、格納式ステアリングホイールとペダルで自動運転の未来というアイデアに重点を置いていたが、全体的な形状とスタイリングの多くは現代の量産車に適用できるほどシンプルに見えた。 捉えたプロトタイプは、チルアウトと非常に似たプロポーションを持っていることがわかるが、広範囲にわたるボディクラッディングとビニールが実際の形状の多くを隠している。これらの画像からディテールを見極めるのは困難だが、同コンセプトのフロントエンドが適用され、2つのヘッドライトクラスターを幅いっぱいに接続するLEDストリップがあるように見える。 リアセクションでは、いくつかの角度からファストバックプロファイルが、テスラ「モデルY」に似ており、急勾配のリアウィンドシールドのすぐ後には引き締まったリアエンドが見てとれる。また、LEDテールの全体的な形状とクラスターの配置から、チルアウトコンセプトがここでも影響を与えていることが分かる。 次期型では、ルノー日産三菱アライアンスの「CMF-EV」プラットフォームを使用する可能性が高い。このプラットフォームは、日産アリアやいくつかのルノーモデルなどのモデルの基礎となっているほか、今後発売されるアルピーヌA390とも共有する。これにより、リーフが初のデュアルモーターセットアップを搭載することが可能となるが、ベースモデルにはシングルモーターが予想される。 また、全輪駆動AWDがオプション設定される可能性があり、理論的には、新型リーフは400ps以上を発揮する。ただし、リーフは手頃なEVとして発売されるため、ベースモデルのパフォーマンスがどこまで上げられるかは定かでない。 次期型リーフのワールドプレミアは、2025年内と予想。早ければ2025年3月に英国のサンダーランド工場で生産が開始され、NISMOバージョンも導入が濃厚となっている。
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