やっぱりアイアンはブリヂストン!? 話題の「242 CB+」アイアンを徹底試打して売れている理由を探ってみた!
ソールの形状はいいですね。そこまで幅広ではないのですが、ラウンド形状がしっかりと芝の上で滑ってくれます。余程のダウンブローでない限りは気持ちよく抜けてくれますね。地面との当たり方も気持ちいいです。ただやはり上からクラブが下りてくる人よりは、少しシャローにクラブが入る人の方が相性はよさそうです。 ミスヒットにも結構強い。打点がずれても打感の軟らかさはあるし、飛距離の落ち込みも少ないです。これはインナーポケットの効果なんでしょうね。下目のヒットでもボールはある程度上がってくれるし。 そして操作性も悪くないです。小さいヘッドではないですが、重心距離はそんなに長くなさそうなので、多少は球筋を操れます。
今回は5番からPWまでを使わせてもらったのですが、5番が打てるかな~と少し心配していたのですが、かなり優しく打てて驚きました。実は4番と5番にはソールにタングステンが埋め込まれていて、低重心化されています。地面からでもボールが上がってくれて、飛距離もしっかり出ていました。この辺りはよく考えられていますね。 1ラウンドがっつりと「242CB+」アイアンを使いましたが、かなり完成度の高さを感じました。誰でも簡単に打てて飛ばせるオートマチックなアイアンではないですが、優しさと操作性、打感などの感性の部分も持ち合わせたとてもいいアイアン。この辺りが売れている理由なんでしょう。 真剣に取り組んでいるゴルファーなら、100切りから70台を目指す方まで幅広く使えそう。いろいろと丁度いい高性能なアイアンなんじゃないかと思います。ぜひ一度試打してみてください。
野村 タケオ