これをやらないと共働きでもお金が貯まらないうえに離婚に至る…貯まる夫婦が毎年見せ合う"書類の名前"
■支出額は全国平均を参考に このように、節約しながらそれぞれの支出項目について納得して予算を立てて、支払うようにすると、同じように支出すべきものでも、満足度が高まってくるはずです。 30代後半など同世代と比較したり、家計調査から全国平均や住んでいる都道府県の平均と比較したりして、各項目の支出に、こだわりや将来の夢などを話し合うと計画的になります。 例えば、次の表のように夫婦二人の食費は全国平均で8万1738円です。物価が上がる前までは7万円台でしたが、だいぶ上がっています。 私の場合は、食費などで節約した分をブランド品などの好きなものに使えるというルールにしたことで、相当節約したことがあります。妻の場合も「食費と外食の予算から余った分を化粧品にあててもいい」というルールにすると、節約に気合いが入るかもしれません。 ---------- 柏木 理佳(かしわぎ・りか) 生活経済ジャーナリスト、FP(ファイナンシャルプランナー) 1968年、神奈川県生まれ。NPO法人マネー・キャリアカウンセラー協会代表にて、年金、保険、資産運用をアドバイス。豪州ボンド大学大学院にて経営学修士(MBA)を取得後、育児中に桜美林大学大学院で博士号取得。国土交通省有識者会議メンバー。豪州留学後、米国企業勤務、香港にて英国企業(現中国系)勤務、中国留学を経て、シンガポールにて会社設立に携わる。嘉悦大学、城西国際大学大学院などで准教授(経営戦略、マーケティング、人的資源、キャリア)を経て、現在は立教大学経済学部特任教授。 ----------
生活経済ジャーナリスト、FP(ファイナンシャルプランナー) 柏木 理佳