照ノ富士が2100人の前で奉納土俵入りを披露「体の張り、体重が少しずづ戻って来た」
大相撲初場所(12日初日、両国国技館)を5日後に控え、明治神宮奉納土俵入りが7日、明治神宮本殿前で行われた。 【写真】<明治神宮奉納土俵入り>さあ25年!明治神宮で奉納土俵入りする照ノ富士。左は太刀持ち・尊富士、右は露払い・錦富士 約2100人のファンの前で横綱・照ノ富士(33=伊勢ケ浜部屋)が太刀持ちは初め西前頭11枚目の尊富士(25=同)、露払いは東前頭17枚目の錦富士(28=同)を従えて堂々の不知火型の土俵入りを披露。ファンからは歓声が上がっていた。 土俵入り後、報道陣に囲まれた照ノ富士は前日の横審稽古総見で体が思った以上に動いたことに「体の張りが少しずづ戻ってきた。体重も戻りつつある。まで時間があるので徐々に戻していければいい」と3場所ぶりの出場に前向きだ。この日は部屋で稽古を行い、「ぶつかり(稽古)をメインにやった」と調整に余念がない。出場には明言こそしなかったが「いまできることを精いっぱいやっていく。(初日まで)万全な状態まで持っていきたい」と話す。昨年と同じ化粧まわしでの土俵入り。初場所は優勝したこともありゲンもいい。「1年が始まるということで気を引き締めて一からという思いでやっていきたい」と気合を込める。 さらに今年の目標を聞かれると「(優勝)11回目を目指して頑張りたい」と明るい表情で話していた。