楽天・茂木栄五郎が国内FA権行使へ、石井一久SD「熟考してもらえば」…中日の木下拓哉も
中日の木下拓哉捕手(32)が11日、ナゴヤ球場で取材に応じ、国内フリーエージェント(FA)権行使の申請書類を提出したことを明らかにした。木下は「他球団の評価も含めて(話を聞き)、時間をかけて考えたい」と語った。球団からは残留を求められているという。
木下はトヨタ自動車から2016年にドラフト3位で入団。通算609試合に出場し、打率2割4分6厘、35本塁打、174打点。今季は74試合で打率2割2分8厘だった。
楽天の石井一久シニアディレクター(SD)は同日、茂木栄五郎内野手(30)が国内FA権を行使する意向を球団に伝えたことを明かした。球団は宣言残留を認める方針で、石井SDは「(選手の)権利なので、色々熟考してもらえばいい」と語った。
茂木は16年に早大からドラフト3位で入団。通算781試合で打率2割7分1厘、75本塁打、291打点。今季は46試合出場で打率2割6分5厘だった。一方、酒居知史投手(31)は同日、今季取得した国内FA権を行使せず、残留すると表明した。