女子日本代表HCにゲインズ男子代表アソシエイトコーチが就任…3月より専任で活動スタート
1月10日、日本バスケットボール協会は、空席となっていた女子日本代表のヘッドコーチに、男子代表でアソシエイトコーチを務めているコーリー・ゲインズ氏に決定したことを発表した。なお、ゲインズ氏は2月末まで男子代表の活動に帯同し、3月より女子日本代表専任となる。 1965年、アメリカ・ロサンゼルス生まれのゲインズ氏は現在59歳。ロヨラメリー大学出身で、ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)をはじめとするNBA5チーム、海外のトップリーグや日本リーグのジャパンエナジー・グリフィンズでプレー経験を持つ。 現役引退後に指導者に転身すると、WNBAのフェニックス・マーキュリーのHCとしてチームを優勝に導いた。その後、NBAのフェニックス・サンズ、ニューヨーク・ニックス、ワシントン・ウィザーズでアシスタントコーチを務めた。 また、2016年には女子日本代表のアドバイザリーコーチに就任。22年からは男子代表のアソシエイトコーチとしてFIBAワールドカップ2023、パリ2024オリンピックなどにおいて、トム・ホーバスHCをサポートするとともにチームを支えてきた。 ゲインズ氏は現在、海外に滞在中、来⽇後に都内にて記者会⾒を実施する予定とのこと。 ▼コーリー・ゲインズ女子日本代表ヘッドコーチ 「バスケットボールをプレーするために来⽇したとき、私の⼈⽣は⼀変しました。 10年以上前、私は世界の⼥⼦バスケットボールに対する⾒⽅を変えることを⽬指しました。 そして今、⽇本を代表するということの本当の意味を再発⾒し、正しい道に戻る準備が整いました。 私は、このチームが再び偉⼤さを取り戻す旅に参加できることを⼤変光栄に思い、誇りに思います。 前途は多難ですが、共に達成できないことはないと固く信じています。 私たちが世界に何を⾒せられるか興奮しています」 ▼⽇本バスケットボール協会 三屋裕⼦会⻑ 「ゲインズヘッドコーチは、世界のトップリーグで選⼿として指導者として経験を積み、さらに男⼥での⽇本代表コーチ経験を持ち、⽇本⼈の特徴も熟知しています。 その経験を⽣かし世界で結果を出せる⼥⼦⽇本代表を作ってくれると信じています」
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