300着以上→30着に減らした片づけのプロが断言「いつまでも洋服を捨てられない人の共通点」
捨てられない理由(2)まだ使えるのにもったいない
ボロボロに使い古した服であれば捨てることも簡単なのですが、そうではないまだ使えそうな服はなかなか手放しづらいですよね。 しかし、まだ使えるモノがあるのにも関わらず、自分がどんどん服を購入して増やしてしまう理由を考えてみると、その服が本当にお気に入りではないということが分かりました。 気に入った服があればそれで満足できるのですが、私が持っている服はどの服も2軍の服で自分が本当に着たい服を持っていなかったのです。だから中途半端に数回着ては「なんか違う……」と満足できずに放置して、お店でまた新しい服を探してまた増やすという悪循環になっていました。 なので、一度その悪循環を断ち切るためにも、今気に入っていない服や2軍の服は思い切って手放すことにしました。 大切なのは「まだ着られるから」ではなく「自分は本当にその服を着たいのか?」というところです。 「この服はまだ着られるから」というのは、モノの気持ちを中心に考えたモノ軸の考え方です。 そうではなく、主語を自分にして「自分は本当はどうしたいのか?」という自分軸で考えて自分の気持ちを大切にした捨て活ができると、手放した後も後悔はしなくなりました。一度しっかり手放すと、買い物も慎重になり、妥協で服を買うことはなくなりました。 捨てられない理由には、他にも「また着る機会があるかも…」「人からのもらいもの」「思い出が詰まってる服だし…」といったものがあるかと思います。それについては、次回ご紹介したいと思います。
【Profile】ありママ(@arima1987_home)
7歳、5歳姉妹のママ。大学卒業後、東京都内の中学校教師を4年、地方の中学校教師として8年間の計12年間勤務。 出産後、子育てでモノが増え、一気に汚部屋の住人に。育休明け仕事復帰をしたが、モノの多さとタスクの多さに疲れ果てて、捨て活を開始。片付ける過程や片付けて気づいたことをインスタで発信、2023年退職し、フリーランスに。整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級取得。
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