C大阪の山下達也が今季限りでの現役引退を発表「誰か1人でも欠けていたら、自分はここまで続けられていない」
セレッソ大阪は23日、山下達也が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。 2006年にセレッソ大阪に入団してプロキャリアをスタートした山下は、2011年に加入したコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)でJ2リーグに37試合出場。翌年にC大阪に復帰し、2013シーズンから出場機会を増加させると、長きにわたって桜軍団を後方から支え続けた。その後、2019年8月から約2年半、柏レイソルでプレーした後、2022年には再びC大阪に帰還。36歳を迎えた今季はチームキャプテンも務めていたが、ここまで公式戦7試合に留まっていた。J1リーグ通算では現時点で149試合7ゴール、J2リーグ通算では144試合3ゴールを記録している。 今季限りでの現役引退を決断した山下は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「今シーズンで引退することを決断しました。サッカー人生、今まで出会った全ての人からたくさんの事を学びました。本当に感謝しかありません。18歳でプロの世界に入り、周りの選手は異次元に上手くて毎日必死でした。辛い時期、僕を支えてくれたコーチ、刺激を与えてくれた仲間、そしてファン、サポーターの皆様。 誰か1人でも欠けていたら、自分はここまで続けられていないと思います」 「伝えたい事、御礼したい事たくさんありますが、ここでは伝えきれないので、直接会ったときに伝えさせて下さい。選手として残された、あと4試合。本気で燃え尽きたいと思います。皆様、本当にありがとうございました。これからの山下達也もどうぞよろしくお願いします」