ラツィオとの上位争いの直接対決に臨むトリノ監督が警戒「才能ある選手だらけのチーム。全力を尽くす」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】MF鎌田大地が所属するラツィオを迎え撃つトリノのイヴァン・ユリッチ監督が、23日4:45(日本時間)に予定されているセリエA第21節トリノ対ラツィオ戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。 【動画】DF2人を翻弄!伊解説陣が絶賛の鎌田大地のシュート!カリアリ×ラツィオ
新年初戦でナポリに勝利して以降、6戦無敗で10位につけるトリノは日本時間23日、スーペルコッパ・イタリアーナの開催により延期となっていたセリエA第21節で、マウリツィオ・サッリ率いるラツィオをホームに迎える。 MF鎌田大地が所属するラツィオは、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のバイエルン・ミュンヘンとのファーストレグで勝利を収めた一方、直近のリーグ戦ではボローニャに敗れ、8位と低迷が続くが、トリノの指揮官イヴァン・ユリッチは記者会見に出席すると、チームの台所事情に触れつつ、対戦相手へ警戒感を強めた。 「選手たちは大丈夫だ。士気は高い。多くの選手にインフルエンザの症状が出たり、多くのトラブルがあったりして、フィジカル面において少し大変な1週間だった。サッリのラツィオの価値は十分に理解している」 「UCLのバイエルン戦で勝利した後で、ボローニャ戦でも結果は悪かったが、素晴らしい試合をしていた。才能ある選手だらけのチームであるうえ、サッリは自身が何を求めているのかを正確に把握している監督だ。ラツィオとの対戦は、いつも予測不能で素晴らしい試合になる。明日もそうするために、全力を尽くす必要があるだろう」 トリノは消化試合が少ない中、セリエA第25節を終えて36ポイントを獲得し、UEFAカンファレンスリーグ出場圏内の6位ローマまで5ポイント差の位置につける。そんな中、これから欧州カップ戦の出場権の行方を占うラツィオ、ローマ、フィオレンティーナ、ナポリとの直接対決が続く。 「ピッチにおいて自分たちの力を確信して自信を持ち、全力を尽せる選手たちの姿を見たい。どのようにうまくやってのけることができるのか楽しみだ。以前はプレッシャーが足りなかった。だから私は選手たちにプレッシャーを感じて欲しいと思っている。毎年、(欧州カップ戦行きの)電車が目の前を通過するわけではないだけに、今年こそは乗り込みたい」 試合情報 トリノ vs ラツィオ 試合時間:2024年2月23日(金)日本時間4:45 会場:スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノ