浅田真央×荒川静香×伊藤みどり「みどりさん、静香さんがつないでくれた日本のフィギュアスケート界の歴史を、次につなげていきたい」
12月15日(日)の『ボクらの時代』は、日本女子フィギュアスケート界を牽引してきた、浅田真央さん、荒川静香さん、伊藤みどりさんが登場しました。 【写真16枚】浅田真央、荒川静香、伊藤みどりが出演した『ボクらの時代』の写真を見る 3人は、ともにオリンピックメダリスト。伊藤さんは、22歳で出場したアルベールビルオリンピック(1992年)で女子としてオリンピック史上初となるトリプルアクセルを成功させ、銀メダルを獲得。 荒川さんは、24歳で出場したトリノオリンピック(2006年)で日本人として初の金メダル獲得。 浅田さんは、バンクーバーオリンピック(2010年)で銀メダルを獲得しています。
伊藤みどり「今はライフワークとしてスケートをしている」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span>
現在はプロスケータ―としてアイスショーなどで活躍する荒川さんと浅田さん。一方、伊藤さんは競技会に出場。今年は、約30ヵ国から総勢500人以上のスケーターが集まる国際競技会で、連覇を達成しています。 伊藤:恥ずかしながら、いまだだに趣味で滑ってる。 荒川:国際試合に。 伊藤:現役引退して、プロスケーターとして仕事として滑って。今は趣味として、自分のライフワークとして滑っているから、本当にスケートを楽しみながら滑れている。それを発揮できる場所が大会で、一応、勝ってはいるんだけど。 大会には、60代、70代の人も出場しているそうで、伊藤さんは「フィギュアスケートは人生を謳歌する、生涯スポーツなんだっていうことがわかる。見ているだけじゃなくて、やりたいと思ったら誰もがフィギュアスケートをやれる時代」と語りました。 また、「仕事じゃないし、自分が好きで滑っている。若いころの感覚に戻っている」と打ち明けました。
浅田真央「試合も仕事だと思っていました」<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span>
そこから、3人はスケートと仕事についての話を展開しました。 荒川:アイスショーを人と作りたいという思いがあって引退したせいか、今のほうが(仕事という)実感がある。逆に、競技のほうがノルマ。真央ちゃんは、どうですか? 浅田:私は、うーん…試合も仕事って思っていました。 伊藤:あははは。 荒川:やっぱり、背負っているプレッシャーが…。12、3歳から世界のトップを求められて、常に注目されて。 浅田:だから逆に私も、もちろんプロになってからも仕事なんですけど。大変なこともあるけど、スケートの幅は広がるので楽しんで、自分がやりたかったらやるし、やりたくなかったらやめてもいいわけなので、そういう意味では今のほうが楽しめているのはあります。 荒川:引退してからできた、新しい趣味とかあります? 浅田:キックボクシング。 荒川:おー。かっこいい! エクササイズの一環として始めたキックボクシングは、足首を痛めるほど熱中し、アイスショーのために一時中断。 ショーが終わった今は「週1で通っている」そうで、「すっごい楽しいです。ストレス発散になる」と語り、「アマチュアの試合に出たい」という願望を明かして伊藤さん、荒川さんを驚かせました。