前田典子さん(58)髪を25cmカットして作った自毛の【ヘアピース】で未来の私に投資!|STORY
約30年ぶりにボブラインまで髪を短くした「マエノリ」こと前田典子さん。彼女がそこまで短くした理由は「将来の自分のためにヘアピースを作ること」でした。キッカケは、お友達のハイヒールモモコさんがロングヘアをバッサリ切って“ヘアピース”を作ったこと。将来的に白髪が見えてきた時や頭頂部のボリューム不足が気になった時も、自分の髪で作ったヘアピースがあれば心強い!出来上がったヘアピースも届いたとのことで早速お話を伺ってみたいと思います。
自分の髪が健康なうちに、将来の自分のために残しておきたいと思ったんです
ご自身のヘアでつくったヘアピースを持つマエノリさん いつも髪を切る度に、自分の髪を捨ててしまうのが勿体無いなと思っていたんです。自分の髪を将来の自分のために使えるなんて、こんな良いいことはない!と思って(笑)。元々髪もロングでしたし身近な友達が作ったのを知って私も作ってみたいと思ったんです。 お友達のハイヒールモモコさんも、昨年59歳でヘアピースを作成。「傷んでしまった髪でもできるの?」と聞いたら「できるよ」って教えてくれました。人毛で作ったウィッグはカラーやカットも自由自在。一般的に人毛のウィッグは高額になりがちですが、自分の髪の毛でつくるヘアピースは比較的安く作れるのも魅力です。
短くなっていくのが新鮮
いつも捨ててしまう髪の毛が生まれ変わるのが嬉しい
並べてみると圧巻! ヘアピースづくりに必要な髪の毛の長さは最低20cm以上。できれば30cm以上あると汎用性の高いヘアピースを作ることができます。私は25cmカットしていつものサロンで髪の束をつくって、切っていきます。ここまで短いのは30年ぶりで、ドキドキしましたね。切った髪はその後、ヘアピースを作成してくれる企業さんに送付するだけでした。 実は母親も「ウィッグ」とか「ヘアピース」をたくさん持っているんです。それは自分の髪の毛で作ったものではないので、人毛でまあまあの金額で購入したものだと思います。昔から母がヘアピースを使っているのを知っていましたし、漠然と「私もいつかは使う時が来るんだろうなぁ」と思っていました。なのでヘアピースを作ることに抵抗は全くなかったし、自分の髪が有効活用できるなんて私の財産ですよね(笑)。ありがたいことに今は髪も健康で白髪も少ないので作りたいと思ったんです。