山際担当相が会見 18都道府県で「まん延防止」延長(全文)まだこのウイルスは安定していない
1文付け加えた理由は
読売新聞:読売新聞の【アキヤマ 00:08:52】です。よろしくお願いします。重点措置終了の考え方についてなんですけれども、今回、前回と同じように新規陽性者数が今週先週比1.0下回ってるですとか、病床使用率が50%下回ってるってあるんですが、今回は新たに、50%まで届かなくても安定的に下降してることっていうのが1文、付け加わってるんですが、これは何か付け加えた理由というものがもしお分かりになれば教えていただきたいのと、唯一解除する中で福岡県というのが病床使用率60%なので、そこら辺との関係も併せてお願いいたします。 山際:福岡から話をしますと、福岡の場合は、まさに安定的に病床使用率が低下傾向にあるっていうことをわれわれ見てます。さらに、先ほども少しお話の中にありましたが、ハイリスクの方、特に高齢者の皆さんに3回目のブースター接種がどれぐらい進んでるかということを福岡県は見ておりますが、もう、この3月の6日で7割ぐらいになるんですね。しかも高齢者の施設においてはもう9割に届くという話ですから、そういう意味でも重症者数がそれほど増えないで推移していけるのではないかという、そういうことをわれわれとしては見られるということもあります。ですから、安定的に、まさに低下傾向にあるということを見て、知事さんからのご要請に従って今回、解除っていう形になりました。 それを、もう1つの安定的に低下する傾向というものを見ていかなくてはいけないというのは、BA.2が絡んでるかどうかは別にして、もう一度、感染が再拡大する可能性というものを専門家の皆さま方が議論し始めております。そうなりますと、再拡大が子供や若者を中心にする再拡大なのか、亜種、変異種の、変異亜種っていうんですかね、変異種によって引き起こされるのかっていうことも含めて、われわれとしてはやはり感染が低下傾向に安定的になるっていうことを確認しないと、もしかするともう一度再拡大する可能性もあるねと。そういうことからその1文が加わったものというふうに理解しております。 司会:ほかにございますでしょうか。ではFACTAさん。