第93回選抜高校野球 宮崎商、初戦へ最終調整 開会式入場行進 事前撮影のナインに拍手 /宮崎
<センバツ甲子園> 第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)は19日、阪神甲子園球場で開幕した。新型コロナ対策で、開会式の入場行進はこの日試合の6校を除き、約10秒間の事前撮影映像がスコアボードの大型ビジョンに流される形。宮崎商にも大きな拍手が送られた。 宮崎商は6日、綾町の錦原野球場で撮影。菊池厘澄(りずむ)マネジャーがプラカードを持ち、選抜旗を握った中村碧人主将に17人が続いた。 選手はこの日朝、バス越しに甲子園の浜風を確認し、20日午前9時開始予定の奈良・天理戦に向け最終調整。関西入り後の練習試合で水谷、西原、西村、中村、建山の各選手に本塁打が出たといい、報道陣のズーム取材に応じた橋口光朗監督は「マシンで160キロの豪速球に目を慣らし、普段より重いバットで打撃練習している」と準備に納得の様子だった。【塩月由香、梅山崇】