冬のボーナス、奈良県知事は300万円 職員は3万7千円アップ
公務員のボーナスに当たる期末・勤勉手当が奈良県内の各官公庁で支給された。県は10日、教員や警察官を含む県職員1万4301人(平均41・5歳)に対し総額120億8064万円を支給し、1人当たりの平均支給額は84万4741円だった。 支給割合は県人事委員会勧告に基づき、前年同期比で0・075カ月分アップし、1人当たりの平均支給額は3万7417円増えた。 知事への支給額は300万643円。知事以外の県特別職や県議は、副知事=241万1630円▽議長=234万3743円▽副議長=204万7436円▽一般議員=188万9567円-となっている。 奈良市も10日、教員や消防職員を含む職員2441人(平均42・8歳)に冬のボーナスを支給した。総額は前年同期比3・1%増の19億8056万円で、1人当たり平均支給額は3・3%増の81万1373円。市長は235万1712円、議長は175万3702円。 県内12市の市長で最も高額なのは、橿原市の亀田忠彦市長と生駒市の小紫雅史市長で246万8379円。最も低いのは、10月の御所市長選で無投票で初当選した山田秀士市長で57万6686円だった。