話題のニュースを追跡!「100年に一度咲く」巨大植物フィーバー 命運分けた“干潮”
横浜市内の道路に現れた約6メートルの植物は、中南米原産の「アオノリュウゼツラン」といい、別名“100年に一度花が咲く植物”です。追跡取材すると、10年前から観察する人物がいました。道路に現れたヒントとなる写真を入手。そして、花は咲いたのでしょうか? 【画像】約6メートルまでニョキニョキ成長! 黄色い花咲く「アオノリュウゼツラン」 沖縄県那覇市内の川に転落した車。中には運転手が取り残されていましたが、消防隊が救出してことなきを得ました。撮影者が翌日、現場に行くと目にしたのは水位が増した川。運転手の命運を分けたのは事故発生時刻でした。 東京・北区赤羽の商店街で去年のクリスマス、4軒が焼ける火災が発生しました。もらい火で焼けた店は今どうしているのでしょうか?追跡取材すると、“うらめし屋”の店名で再オープンしていました。“奇妙な店名”のワケは、まさかの補償金額でした。
■ニョキニョキ登場“街のシンボル”
2024年6月、SNSで話題となった投稿写真。信号機のそばに、不思議な形の植物が生えています。 取材班が現場に向かうと、道路の中央分離帯で大勢の人たちが写真を撮っています。 見物人 「見た感じアロエみたい」 「ビックリです。こんなものがニョキニョキッと、中央分離帯にあるということ」 巨大な植物は、なんと6メートルほどの高さがあります。“謎の植物”の正体とは?専門家に聞いてみました。 東京都神代植物公園 松井映樹園長 「アオノリュウゼツランだと思います。別名“センチュリープランツ”といいます」 メキシコなどが原産のアオノリュウゼツラン。数十年に1度だけ黄色い花が咲き、そのはかなさから、“100年に一度、花が咲く植物”との異名を持ちます。 しかし、なぜ外来の植物が日本の道路に現れたのでしょうか。追跡すると、10年前からリュウゼツランを観察する人物がいました。入手した写真から“ある説”が浮上しました。 まだつぼみが小さかった8日。見物人の姿も数人程度でした。ところが1週間後、つぼみの先端が黄色がかってくると人だかりができていました。皆さん写真を撮っています。 近隣住民 「上の(つぼみ)が膨らんできているので、結構早い時期に咲くのかなと思いますけど」 「やっと観光スポットができたな。キャラクター作れるなって思いました」 突如現れた“街のシンボル”に盛り上がる住民。さらに、リュウゼツランをバックに自撮りができるフォトスタンド。誰かが設置したようです。(※その後、市が撤去しました。)